2024年3月号

こんにちは、歯科衛生士の宮尾です。
春の日差しがきらめく頃となりました。3月4日は酸蝕歯(さんしょくし)の日です。「さん(3)しょくし(4)」と読む語呂合わせからこの日に決まったそうです。酸蝕とは虫歯ではないのに、飲食物の酸などによって歯の表面が溶けてしまうことです。歯が溶けることによって歯の着色や歯が欠けたり、その他に噛み合わせ、歯自体の見た目も悪くなったりします。この酸蝕歯を放置していると、溶けた部分が虫歯になるリスクが高くなります。近年では、歯周病、虫歯に次ぐ「第三の歯科疾患」として問題にもなっています。酸蝕歯の原因としては、長時間酸を多く含む飲食物などを摂取してしまうことです。酸を多く含む飲食物は、柑橘類、炭酸飲料、酢などがあります。こういった酸度の高い物を好む方は気を付けてください。(普通に食べられている方は全く問題ないですよ。過度にずっとすっぱいものを食べている、しかもそれを口の中にずっとおいていることが問題です。)酸蝕歯にならないためにも普段のブラッシングケアが大事になってきます。食後丁寧にブラッシングされるとより効果的です。酸蝕歯だけでなく他の疾患も早期発見するためにも、定期検診やメインテナンスがおすすめです。お気軽にご相談ください。従業員一同お待ちしております。


3月になり、年度終わりという時期がやってきました。色々あわただしい年度末ですが、次の新しい年度に向けて、今のうちにいろいろ準備していきましょうね。新しい環境になると体調も崩しやすいです。今のうちに気になるお口の事は、スッキリと問題解決していきましょう。(院長)

歯や歯ぐきが傷ついているかも?“歯のみがきすぎ”に注意しよう!

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