2022年10月号

例年以上の暑さを感じた夏からあっという間に10月になり、秋らしく過ごしやすい
季節になってきました。皆様いかがお過ごしでしょうか。歯科医師の佐々木晴加です。
季節の変わり目は体調を崩しやすいので気を付けてお過ごしくださいね。
さて、コロナ禍でマスクが当たり前になってから2年以上経ち、マスクをしていると、していなかったときよりも自分の口臭がきになるといった患者様が最近増えてきているようです。しかし、それは自分自身だけでなく、マスク越しでも口臭が他人に気付かれていることもあります。一般的な口臭のうち、約90%が口腔由来と言われています。口腔由来の口臭で一番考えられる原因は歯周病です。歯周病と口臭の間には高い関連性がある
ことが研究によって証明されています。歯周病菌は酸素が嫌い(嫌質性菌)なので、歯周ポケットの中に住みつきます。そして歯周病菌の代謝の過程で硫化水素やメチルメルカプタンを生産します。これが口臭のもとになります。そのため、歯周病の治療や予防も大切です。口腔由来の病的口臭発症後の原因に対する治療はもちろん、それを未然に防ぐためには、日頃のメインテナンスが大切です。当院では、治療だけでなく、検診、定期的なメインテナンスなど予防にも力を入れて行っております。感染対策もしっかり行っております。どうぞ安心して御来院下さい。従業員一同お待ちしております。


第7波も少し峠を越えてきた感じもしていますが、まだまだ気を抜けませんね。年末にもインフルエンザ流行とともに新型コロナ感染症が、もう一山来るとの予想もあります。気を抜かずに個人個人での感染回避行動を継続していきましょうね。(院長)

「顔の左右差」ありませんか?

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